県議会副議長の田尻匠県議(民主党)は6日、県庁で記者会見し、07年2月に大手ハウスメーカーから70万円の贈与を受けていたことを明らかにした。田尻氏は政治資金ではないとして、必要があれば議会に提出した07年の所得等報告書を修正するとしている。
田尻氏によると、07年2月にメーカー側から資金提供の申し出があった。「別の会社を通した方が提供しやすい」と言われたため、支持者の住宅販売会社を経由して現金を受け取った。住宅販売会社には、政治活動の飲食費など70万円分の領収書を渡した。
メーカーは06年ごろ、田尻氏の知り合いの県内の医療法人が社宅建設を計画した際、見積書を提出。田尻氏が医療法人側に「施工よろしく」などと伝えたという。メーカーは社宅建設を受注したが、田尻氏は現金の趣旨について「社宅建設とは関係ない。今後の付き合いという意味だと思った」と述べた。【阿部亮介】
4月7日朝刊
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引用元:フリフオンライン(Flyff) 専門情報サイト
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